『時砂の王』小川一水

時砂の王 (ハヤカワ文庫JA)

時砂の王 (ハヤカワ文庫JA)

人類を壊滅させようと、時間軸を遡って侵攻するETを防ぐため、メッセンジャーと呼ばれる人口知性体が同じく過去に飛び、戦うという話。
ただ単に過去でバトルというわけではなく、過去の人類を導き、ETに対抗させるという設定が好みだった。

ラスト近くになっての勢いが何より激しくて熱い。ちょっと泣きそうになってしまったぜ。アレクサンドルのオチの付け方も良かった。