『心臓と左手』石持浅海
- 作者: 石持浅海
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 2007/09/21
- メディア: 新書
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『月の扉』の後日談。とはいえ後日談といえるのは最後の編だけで、あとはほとんど座間味くんが推理するってだけで特に関係は無い。『Rのつく月には気をつけよう』と似て、酒と肴を前に雑談してそこから探偵役が真実を見つけ出すパターン。
なんとも相変わらず。何が相変わらずって話の落としどころが。こういう読後感が嫌で離れていく読者も多少は居るような気がするんだけど、変えるつもりはないらしい。
最後の校長が既出キャラのような扱いだったので気になったが…記憶に無い。