『ηなのに夢のよう』森博嗣

ηなのに夢のよう (講談社ノベルス)

ηなのに夢のよう (講談社ノベルス)

帯に「Gシリーズの転換点」って書いてるんですが、まさにその通りで。というかS&M+V+Gシリーズの転換点といった方がしっくり来るような内容。前のシリーズのキャラが動き始めてGからの新キャラの影が激薄です。
と、まぁシリーズの転換点、全体の一部としては面白かったけど、一冊の本として見ると…ですね。四季サーガ(26)と表記されてれば、長いシリーズでやっと話が動いたな、と思えるところなんですが。


次回予定にギリシア文字が入ってないのは、短編集だからか。もしくはGシリーズこれで終わりだったりするのか。